日本の社会派ドラマを描いた映画

社会派とは「現実の社会問題に重きをおく傾向」のこと。

ハッピーエンドで終わる映画は見ていて気分が良いが社会派の映画はそうとは限らない。
現実社会に起こりうることを描いてリアリティを持たせた映画なので出来るだけ現実に忠実に再現されてあります。

第38回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞作品で第二次世界大戦の背景を描いた「永遠の0」、国内外の映画祭で2004最も高い評価を得た子供の貧困をテーマとした「誰も知らない」、満員電車で痴漢の冤罪容疑をかけられたがそのまま起訴されてしまう「それでもボクはやってない」など社会派の映画を見ると終わる頃には少なからず何か考えさせられる気持ちになります。

政治や社会風潮ももちろん大切だが、いつ自分の身に起きるかもしれない出来事などは特に身近に感じて考えさせられる。

「過去の事件を風化させてはいけない」「日本の今の現状をもっと国民に知って欲しい」という思想が社会派の映画があるのではないでしょうか。

恋愛映画のようにメッセージ性の印象的な映画も良いけれど、社会派の映画によって現代社会のテーマを投げかけられながら自分なりに深く考えてみるのも良いと思う。

日本の社会派の映画は、日本で起きている現代社会問題について鋭く切り込んでいる。

映画のストーリーは十分見所があって楽しめますが、主人公の気持ちになると背筋を正して気持ちを改めなければいけない気分になる。
これが社会派ドラマの映画の流行となっているかもしれない。

どんな時代や社会にも色んな形で社会問題は存在していて、それは社会政策の対象である労働問題、人口問題、人種差別、都市問題,住宅問題など多様にわたっています。

20世紀になると、精神病、麻薬中毒など、さらに交通事故や公害などの災害問題が加わってますます多様化して深刻化していったのです。

この深刻化した社会をしっかりと見つめ、どのように対処していくべきか考えることがわれわれに問われるのではないでしょうか。